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トイレ増築3(配線)

前ページからの続きです。


内部の造作をする時には配管や配線など設備工事は先行か?

同時進行か?の判断が必要です。

早過ぎず・・遅過ぎずのタイミングです。

既存コンセントの配線から分岐する場合は位置や、

どんな仕上納まりになるか?
配線を中継する開口部分は何処が最善なのか?

・・などの検討が重要です。

ここでは腰掛け便器の便座などに必要な電源位置を

中継場所と兼用で準備。

そこから配線引き込みや照明配線などへの

送り中継にも利用します。

外壁モルタルへの作業穴あけはダイヤモンドカッターでの

直線での角切りが主流でしたが今回は前回試し使いした

簡易ダイヤモンドコアの50㎜丸穴で試しあけの続きです。

上下のダブル穴であければ埋め込みサイズ相当の

大きさに開口できます。

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この用具使用のメリットは切断粉塵の飛散がデスクグラインダーと

比較すれば、かなり少ないのと深さも容易に

加工しやすいのが大きな違いです。

作業穴サイズとしては少し狭いですが埋込コンセント施工には

ギリギリの大きさです。

ここから電源と照明などに必要な配線を送りますが

容量不足なら変更しなければなりません。

近場にコンセントがあるからと言っても、それを

必ず利用できるとは限りません。

その回線すべての使用電力の許容量などを見極めた上での

接続の可否判断となります。

壁の中に配線する位置はなるべく内装下地や

取付物の固定ビスや釘打ちが必要な場所で中の配線と

接触しないようなコースや深さに配慮します。

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壁内の見えない配線や配管に接触は重大トラブル事故に繋がります。

 

絶えず重要な課題で業務責任として常に付きまといます。

次はいよいよ床工事となります。