追加工事で玄関土間のアプローチも改装。
上のタイル仕上げはそのままで下のコンクリート床を壊して
レンガ仕上げに改装。
見た目には解りにくいですが、たくさん、
ひび割れていたコンクリート部分をハツリ撤去。
地盤に砕石を敷き込み転圧均しで急激な陥没を防ぎます。
車輌ではなく歩行だけなので地形(ジギョウ)対策は簡素でも可能。
同じく簡単なメッシュ鉄筋を敷き詰めモルタル下地には
最低限の補強対策。
激しく傷んでいた門扉の出入り口のモルタル仕上げも撤去し
道路際からアプローチの模様替え。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
地盤の安定対策の後はモルタルか?コンクリートの打設。
厚みが深くなり、さらに広ければ生コンの打設。
薄かったり範囲が狭ければモルタルで下地作り。
ここではモルタル打設です。
モルタルで下地作りの前か途中では既存のインバート枡が古いし
高さが合わないので撤去して樹脂製のインバート枡に取替え。
施行途中では付近の地中には御覧のように給水配管が
たくさん埋設されていますので破損しないように注意。
地中の埋設物は、こんな感じで様々な物が潜んでいるので、
むやみに杭やアース棒などを打ち込んだりは出来ません。
既存の汚水配管はギリギリの埋設なので切断位置や差し込み、
接続方法は判断力と施工要領が必要。
蓋の高さは床レンガ仕上げの高さや勾配に合わせて
アジャスト継手で調整します。
この作業は設備工事とレンガ敷き込み工事の異種業務が絡み
途中で切り替えが必要とされる工程なので、こんな時には多能工・職の
レパートリーが有れば十分に対処できるので融通が利き有利です。
次に続く。