昔は流行ったスチール製の片屋根カーポートの取替事例です。
しかし途中から仕上げまでは画像データー行方不明のため
解体付近から柱建て付近までです。
スチール製の片屋根カーポートは、かなり普及しましたが
錆びの問題で 近年ではアルミに切り替わり新規には
使用しませんし今は製造もしていないでしょう。
波板がガタガタ音がするしデザインも古く修理するよりは
アルミ製に取替えとなり解体。
手順は組立と逆なので波板を剥がしてからフレームを順次撤去で
上部解体は簡単です。
柱を撤去するのが困難で主な作業です。
土間コンクリートの場合はコンクリートのハツリ作業が
必要な時は面倒です。
この時点で近場に埋設配管が有れば、とても困難で
危険な作業となります。
所定の大きさに地盤を掘り進め新規のアルミ柱を建てるのが
新規建て替えの重要な基本作業。
この柱建てでは位置と通りや転び度合いと
一本ごとにヒネリが無いように修正が必要です。
コンクリート打設後に位置決めを修正し、最終の位置や
向き、コロビなどを、ほぼ決めてから一時間後頃に再度、
微調整で修正したり柱全部の通りと転びや
ヒネリ防止を再確認します。
遅くとも二~三時間後以内には最終チェックを完了しないと
時間が経つにつれて修正不能となります。
これで動かないようにしていれば硬化し翌日から
上屋根の組み立てが可能になります。
場合によっては仮設補強しながら屋根も組立してから
柱の根元に当日コンクリート打設の工程も有ります。
それなら柱の取付位置のミスは回避できますが
屋根の組み立てが不安定で仮設も面倒。
一番、怖いのは強風で屋根が煽られた時は仮設補強程度なら
転び傾いたままコンクリートが凝固して売り物にならない
事になる危険も有り、そんな覚悟が必要です。
上部屋根の組み立ては画像データー不明の為、
この先は省きこれで終了ですが悪しからず。(^_^;)