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アミド張替え(窓用)標準タイプ事例

窓用アミドの張替え事例。

 

普通のアルミ製の標準タイプです。

網戸修理?張替え?養生?.JPG

 

最初の問題は押えゴムが再利用で可能か?否か?です。

 

汚れていて見た目が悪くても外した時に切れたり砕けずに

外れた後に曲げてみてポキッと簡単に折れなければ

水拭き掃除などをして再利用が可能です。

 

なぜ?古い物を新しい物に変えずに再利用が無難なのか?

・・はアルミサッシのメーカにより

取替え用の押えゴムを新しくして奇麗にしても

納まりが悪く、ゆる過ぎたり、きつ過ぎたりが稀に有ります。

 

逆に使えそうでも元々、納まりが悪い状態わ無理に使用していた物なら

元の物でも不安定になります。

 

再利用、出来そうでも・・試してみて

不具合になりそうなら新品に取替えです。

 

サイズも何種類か有ります。

 

張る手順としては、長手の一辺を網の目に合わせながら

押えゴムを半分ほど仮止めしながらか?

自信が有れば一気に押さえ込みながら

網の往き先の手で適正方向に少し引っ張り、延ばし気味で張り押えます。

網戸修理?張替え?押え込み?.JPG

次は直角方向に押さえ込みますが、

やはり網の目に合わせて押さえ込みL形に二方だけ仕上げます。

 

半分の2辺を終えたら、ここからは斜め方向に少し引っ張りながら

位置別に手の平で網を斜め方向にベタ押えしながら張ります。

 

網を指先で摘まんで一部だけ引っ張るのは

網目がヨレて仕上がりが悪くなります。

 

網はアルミフレームを下敷きにして手の平で全体を撫でるように

斜め方向に手加減しつつ押えゴムを入れ込みながら

手の平をズラせながら押え均しをすれば上手く行きます。

 

一旦、張り終えたら、枠の全周を見渡し、

どこかでヨレ、膨らみなどが無いか?アミドを少し持ち上げて

 

真横から見ると光の反射が変化し手直し部分は発見しやすいです。

網の真正面からだけは膨らみが有っても見落とします。

網戸修理?張替え?押え込み?.JPG

張り押え方に問題がなければ余分な網は

カッターナイフで慎重に切断します。

 

押えゴムの外側で溝の内側に45度ほどの角度で、

ほどよい押え強さで切断します。

 

切り進む方向や刃の手前に自分の手が有れば

大怪我をしますので絶対にダメです。

 

そして、誰か他の人にフレームを

手で押さえさせて、その近くを他者が切るのも危険。

網戸修理?張替え?切断仕上げ?.JPG

張り終えたら戸車や上の外れ止め部品の欠落や破

損が無ければ窓枠に取り付け戻しです。

 

戸車など消耗部品の交換は機種や納まりによって

多種多様なので、ここでは省略します。

 

アミドをサッシ枠に入れ戻して戸車調整での建付け合わせが良ければ

上部の外れ止め部品の設定をします。

 

通常は入れて、外れ止めを上に最大限延ばし

ストップした状態で少しビス事、調整部品の高さを下げます。

網戸修理?取付?上部外れ止め?ズラシ上げ止め.JPG

 

それでアミドが横にスムーズに開閉できて、

上に持ち上げて下のレールから外れなければ完成です。

網戸修理?取付?上部外れ止め?.JPG

窓の枠や鴨居や敷居など窓枠の歪みや起伏で湾曲していれば、

開閉時にはどこかで緩く・・どこかできつく・・など

建付け合わせが困難な場合が有りますので現場の状況次第です。

 

 

稀にアミド本体を外した後に裏表を逆に入れてある事が

ありますので納まりには注意が必要です。

 

酷い時は裏表が逆で上下も逆さまで、お客様が、何度やっても

上手く行かず放置状態の時も有ります。

 

※メーカーや各種サッシのタイプにより、まったく別の手順や仕様の場合が有りますので

 あくまでも参考程度で御願い致します。

 また、網のメッシュのサイズや網の素材や色など目的によっても大きく異なります。

 

次の事例もお楽しみに。


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