建築では有りませんが関連業務に
雑務の対処は頻繁にあります。
草刈りや植木を抜いたり切断したり又は移植など
生木などを対処する場合も多いです。
住宅の敷地内であれば草刈りや植木の対処も、
あるいは溝掃除や家具の搬送、不用品の片付けや
処分など建築に付随したり、しなかったりの業務でも
重要な意味や切っ掛けを含む事があります。
けっして疎かにはできません。
この現場では古い土塀に古い枯れ木が、もたれ掛かり
塀瓦の破損に及んでいます。
植木が塀に接触していれば強風で木が揺れた時には
古い塀への影響が出ます。
植木を生かすなら接触部分を離れさせる為に
補助杭などで仮設補強すれば切断しなくても良いですが
枯れかかっているので自立は無理です。
このままなら延びた枝先が塀の先に有る別の
建物屋根へ落下など別な影響が出ます。
御客様の要望で元の幹は1mほど残し後はすべて
切断撤去してほしいとの事で
伐採する事にしました。
これぐらいの太さと長さになれば先の方から
枝落とししながら切らないと
落下した時には塀や屋根が壊れます。
生木の切断は樹種によって大きな違いがあり
硬い木と柔らかい木など色々です。
この木はナツメらしいですが結構硬いです。
もう朽ちかけてはいますが花が咲いたり
実を付けたりした時はどんな状態かは
知りませんが多分、綺麗だったと思います。
枝など小径付近は安全の為、手ノコで切り太い幹は
チェーンソーで切断しました。
切断後はスッキリしましたが美観的には
殺風景となります。
この後は塀の破損瓦を簡易修理しましたが、
土塀の修理へと別な展開となって行きますので
機会を改めてアップします。