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増改築2−4(浴室・洗面・トイレ)

前ページからの続きです。

 

引き続き内部の納まり確認の為、大切な妄想は続きます。

この段階でほぼ100%納まりの見込がたたないと

本番の着手はリスクを伴ないます。

見積り前後にかかわらず現場確認を繰り返し

御客様の御要望と照らし合せて
想い、希望を実現できるか否か?擦り合わせをします。

 

むしろ暫定プランだけに固執せず他の有効策・別案などの

ヒントにたどり着く事も有ります。

 

もちろん実現の可能性が高まるのと・・

出来そうな思い込みが誤っていて断念しなければならない事の

気づきや重大な見落としの発見など。
 

まずは勝手口が移設になる場所の内部です。

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内壁は半磁器タイル仕上で収納下駄箱も付いており

上部には吊り戸棚もあります。

この状態を見て入口に変更するの為に、果たして開口出来るか?

否か?を判断するのには慎重になります。

見た目で決定的な不可能となる要素が有るか?否か?又は

見えない部分に潜んでいないか近辺も調べます。

それ以外は常に可能性を期待しつつワクワクしながら予測します。

既存の流し台は、もし干渉し本体の交換や手がかかれば

予算を大きく左右します。

 

どうやら流し台本体は開口部の位置に絡まないので

納まりが付きそう。

そして既存の柱を無理に抜いたり切ったりしなくても

良い事が判明。

しかし上部の吊り戸棚が邪魔になりますが

切り離し位置は継ぎ足し部分なので
邪魔な所を撤去、分離した後の残りが

不自然ではない事なので一安心。

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上の画像にあるように唯一、懸念されたのは

出入り口として現在のタイル壁は開口されます。

耐震壁の役割として必要ではないか?の心配ですが、

この建物部分は二階が乗っていない別棟。

この方向での耐震壁量は別な場所に、余るほど有り

建物全体への影響はほとんどない為に
開口を決定しました。
 

浴室内部はタイルとモルタル仕上で見た目には壊すのが

大変そうですが下地が木造なので割と簡単そうな気配。

 

困難か?容易そうか?は・・

壁面を叩き空隙音や感触でほぼ解ります。

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むしろ撤去すれば白蟻被害などが有れば、この機会に

全面除去や防蟻処置も簡単で環境改善できます。

次に進みます。