前ページからの続きです。
まずは洩れている水の元栓を閉めて補修に取り掛かります。
混合水栓器具との接続付近はこんな感じ。
場所的には、とても狭く作業はやりにくい状況になります。
その為に専用の工具が色々ありますが、
それでも要領が必要な作業です。
フレキナットは片方だけ締めて、
反対側の片方を閉めると最初の方が緩みます。
配管の両端接続にゴムパッキンを使用すると
常に有る、徐々に反発戻りとなる現象が生じます。
その点では最近の差し込みホース接続なら、
そんな現象は全くなしでスムーズ。
古い現場では、まだまだしばらくは、
このようなフレキ管使用の対処は続くでしょう。
洗面台の水漏れ修理は無理な作業姿勢での
要領の違いを把握し4~5回体験すると慣れます。
狭い場所で頭を突っ込み苦労しながら体感で知る
各種のアナログ作業は今後いつでも役に立ちます。
これらの手順の中に有る大切な要領の詳細は
文章では書き表せにくく体感での習得が必要です。
この作業は小奇麗な業務とは違いますが現場での
要領を必要とされる特殊作業特有の魅力が潜んでいます。
この後の展開では関連補修が別に有りますが、
ここまでで、この洗面水漏れ対処例は終わります。