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屋根塗装1(耐久限界を超えた物件02)

前ページからの続きです。

 

さび止め処理まで進めばかなり安心します。

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この下塗りの状態だけでも防水性は改善されていますので

雨洩りは回避できます。

あとは耐久性を高める為に上塗りします。

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金属製下地への塗装は材料や施工方法も多種多様があります。

 

速乾性で表面硬度が高い塗料は良い面もありますが
収縮が激しく下地素材と剥離して表面が浮いたり

クラックが入る事もあります。

乾きは遅くとも柔軟性のある旧来の塗料が表面強度は弱いですが

剥離リスクは少ないようです。

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施工前の錆びだらけだった状態からは、

かなり良くなりました。

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このような薄くて錆びかけた瓦棒板金葺きなど

不安定になりかけた素材には普通の油性系が無難。

仕上塗料にはボイル油を混ぜれば

かなり仕上の艶も出て良くなります。

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吹き付け塗装よりは刷毛とローラー塗りの方が

手間はかかりますが付着力は増します。

以上で屋根塗装の修理例は終わります。