前ページからの続きです。
軒樋が付いていましたが中間付近で少し壊れていたので
コーキングで簡易補修。
屋根の大きさを少し拡張するのは
波板下地用の桟木で簡単に延長。
屋根の古い下地はそのまま温存し断熱材も残しそのままで
変形して傷んだ見栄えの悪い波板張替えが目的です。
大切にされていたハスキー犬は寿命を全うし何年も前に居なくなったそうで
面影残しの小屋だったそうです。
波板屋根を修理しても再び使用するつもりも無いらしく
いずれは解体撤去する事になる予定らしい。
よって通気の改善などはしません。
僅かの期間で想い出残しの為にメンテナンスをされる御客様です。
そんな目的の為に関わる事は・・
ただ単に損得勘定だけでモノ事が進んでいるとは
思えない感触を味わえます。
38㎜角程度の下地木材を横から抱合せビス止めで屋根下地を延長。
波板は一部残す予定の古い波板の材質がガラスネット入りの為、
当時も、使用しなくなった同質系の波板で悪い処の範囲を張替。
張替えする前には古い釘の抜け残りが有れば叩いて潰すか
切断トイシで削り飛ばしが必要。
もし残っていれば波板の底に触れたら
穴が開き雨洩りしますので注意。
ポリカ波板の方が変形しにくいのですが今度、張替の時期には
本体事、壊す予定らしいので現状合せを優先しました。
以上で、この件は終了。