前ページからの続きです。
一階の瓦葺き替えも様々な障害物が有り
臨時の仮設や脱、着が必要。
エアコンの室外機はよく絡む仮設物です。
下図は撮影角度が悪かったために編集加工で
斜め端がカットされています。
こんな仮設物も、いちいち配管を外す訳にはいきません。
ガスが抜けない様に配管接続付近の取り扱いは
慎重に吊りあげて浮かして仮設。
足元も滑りやすくなるので控え線も安全に改良して
取付戻しが必要。
壁際のノシ積み瓦は既存の雨押さえ水切り板金が有るので
とてもやり難い部分。
それでも、なんとか納めますが、問題は
中の奥の防水納まりが重要。
新たな瓦を入れたら後から奥の隙間が防水できない所は
瓦葺きの前にコーキングなどは、先にしておきます。
この辺りが外注先との間に入りタイミングを見計らって対処する、
とても重要で価値のある領域です。
解体屋さんや瓦屋さんなど単体の専門分野で関わり度合いは
絡み付近の責任領域が曖昧な所です。
下図の二枚は撮影角度が悪かったために編集加工で
斜め端がカットされています。
各所の納まりも終えて、やっと完了となりました。
今回は各所で防水シートや捨て谷板金や
奥のコーキングなどで対策済み。
棟違いの重要な部分も雨洩り対策済みで
表面仕上も納まりました。
玄関ホール付近の雨洩り場所の外観も
内部も防水処理が完了。
これで屋根瓦の改善は終了。
棟付近の地瓦の入り代も十分で最初の手抜き状態とは大違いです。
見た目は当然よくなりましたが、それだけではなく
雨洩りは解決、完了し御客様は大安心されたようです。
次は事例が変わりますが、この件が絡んでいたので
後回しになっていた内部の天井張替へと進みます。