一般住宅の屋内排水で雑排水系統の事例です。
流し台や洗面化粧台を取り換える事は良く有ります。
そんな時に排水管の位置をずらす事も有り得ます。
普通の住宅ではVU50サイズの排水管が多いです。
排水の圧力が少ない通常の場合はVU管で良いですが
マンションなど多数階で水圧の影響を受け強度が必要なら
厚さを増したVP管が必要です。
防火が必要なら鋼管や防炎カバーや固定方法など
詳しい事は知りませんが様々な納まりが必要らしい。
本格的な設備工事は色々と規定が有り、
かなり専門知識、技術が必要で深入りは禁物。
一般的な納まり程度なら多能工・職で関わり絡んでも問題ないですが
困難とリスキーな案件での対処は外注手配が安全です。
一般住宅の既存配管を触っている程度なら、ほぼ無難かと思います。
対処頻度の多い、この程度の位置替えは簡単そうでもあり、
そうでもなく 狭い場所での位置変更は切る場所や
切断方法が成功するか?失敗か?の分かれ目に遭遇します。
継ぎ手類の選択や手順の判断などはパズルや模型を組み立てる
ゲーム感覚のようでも有ります。
接続要領などは・・施工現場の条件次第で定例化されています。
様々な有効策のパターンが有り類似業務ではヒントにもなり
関連業種の対応時には応用効果の高い頼りになる売りネタ、
リパートリーとして活用できます。
このような作業は慣れたら簡単ですが、
それでも想定内リスクは常に潜むので基本ノウハウは必要です。