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躯体・構造・下地

外壁切り抜き窓、取り付け1-2(ランマのアルミサッシ)

前ページからの続きです。 モルタル外壁の一部を切断開口して内部の構造材や 下地の位置を確かめます。 間柱の位置はどこか?正確に測り、切断するベストな納まりを 予測してから切断寸法を確定。 一番重要な構造材としては管柱や筋かいは 切断しない位置を…

外壁切り抜き窓、取り付け1-1(ランマのアルミサッシ)

部屋が暗く風通しも悪い環境を外壁切り抜きで 窓を取り付けてほしいとの御希望に対処しました。 室内は和室の居間で窓に適した場所はタンスの上にある 空きスペースの一ヶ所だけでした。 下図の三枚は編集加工で斜め端がカットされています。 家具の置き場は…

トイレ修理5-7(古いタイプの腰掛け便器)

前ページからの続きです。 基礎に換気用の穴あけ開始。 下の画像は貫通する前のキソ付近。 外部から見ると問題無し。 穴あけの位置は内部からは狙い所が 様々な条件を考慮して限定されます。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 もし外部から無造…

トイレ修理5-6(古いタイプの腰掛け便器)

前ページからの続きです。 表面の床板を剥がすと2層目の古い床下地が有りました。 根太一本分ほど元は床が下がっていた状態でした。 どんな理由なのか?不明です。 トイレの床はトイレ用のスリッパを室内に残しトイレドアが 内開きならスリッパがドアに当ら…

トイレ修理5-5(古いタイプの腰掛け便器)

前ページからの続きです。 今度は古い腰掛け便器本体の解体。 まずは止水栓のバルブを止めてロータンクへの 給水接続管を外します。 この時は洗浄管が古いし接続位置や納まりが変化するので 再利用はせず新品のフレキ管へ交換なので外す時には傷めても可。 …

物置き骨組(超、簡易施工の2例)

まず一番目の簡単な骨組例です。 狭い通路などに簡単な物置きなどを造る場合の骨組としては 下図のように出来ます。 下図は編集加工でコントラストが悪いです。 狭い空間に屋根と高さの低い外壁を造るには 骨組は45mm程度の角材で可能です。 構造材の長さ…

ブロック壁の簡易補修

鋼材専門会社の倉庫で腰壁が保管材の衝突で 破壊された緊急修理事例です。 鉄骨造りの大きな倉庫で外壁の腰回りはブロック積みで 上部は小波スレートの典型的な倉庫建物。 取り扱い品目が鉄鋼材なので重量がかなり重い物ばかり。 鋼材をホイストで吊り上げ移…

外壁張替え(波トタンの張替え事例)

かなり古い建物の外壁修理です。 隣地建物が解体撤去され今までには見えなかった 古い外壁が露出したので張替えの依頼がありました。 錆びた波トタンを剥がして木目風リブ鉄板に張替えします。 解体すると土壁下地が現れました。 土壁の構造が基本的にはどう…

雨洩り工事3(近年の和型スレート施工03)

前ページからの続きです。 いよいよ解体へと進みます。 屋根の形状は雨洩りの原因に大きく絡む要素ともなります。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 この寄棟は平勾配が約四寸勾配と言われる40/100程度です。 しかし寄棟部分は隅勾配と言われ約…

二階小規模 増築1−5

前ページからの続きです。 次は内装よりも、やはり外部の雨仕舞い下地工事を 優先で進めます。 ベランダの跳ね出し床とパラペットはすべて木下地。 ベランダ床はカラー板金の平葺きで多少の勾配を付けます。 その上にアルミ根太材を転ばし取付で 既存の塩ビ…

二階小規模 増築1−4

前ページからの続きです。 増築は各、現場に応じた条件別の手順が重要かと思います。 増改築工事の基本は常に雨仕舞いと戸締りを常に優先します。 一日の内で、いつ雨が降っても既存室内などに雨洩りさせては、 すべての価値観を損なう大きな悪影響を与えま…

二階小規模 増築1−3

前ページからの続きです。 ベランダ付近の妄想が続きます。 ベランダは一階の部分が半間、出ている関係で床下地が 半分以上乗りますので軒先は跳ね出し納まりが容易です。 よって跳ね出しサイズを敷地と空間の形状に合わせて 斜めに変形させる事にしました。…

二階小規模増築1−2

前ページからの続きです。 妄想での設計プランの確認は、まだまだ続きます。 外壁は約91㎝ほど出っ張ります。 予算の関係で既存アルミサッシは、そのまま生かし取りして 再利用です。 外壁は12㎜合板を捨て張り下地にケイカル系の不燃材を ステン釘打ち張り…

二階小規模増築1−1

二階の簡易な増築事例です。 ほとんどの案件に言える事だと思いますが、内容のグレードや 予算、工期などもランク分けがあります。 主な分け方とすれば グレードの(上・中・下)で三種や 予算の(高・中・安)の三種 そして工期の(早・普通・お任せ)の三…

セメント瓦修理1(旧式の二本線平型03)

前ページからの続きです。 作業途中の区切りはブルーシートの雨除け養生はこんな感じにして 翌日に持ち越ししました。 当たり前の事ですが雨の養生シートを押える板の向きは屋根の流れ方向で止めるのが基本です。 横に押えたい時は、ありますが雨水を堰き止…

セメント瓦修理1(旧式の二本線平型01)

とても古い屋根瓦の雨洩り修理の事例です。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 平型スレート瓦ですが西日本の特定地方だけかも知れませんが 通称(二本線)と呼ばれる旧式の平形セメント瓦です。 この後が(三本線)と呼ばれる平形とS形スレー…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更11)

前ページからの続きです。 引き続き瓦の葺き戻しです。 画像ではネタ材を粗盛りの途中なので瓦の中間ぐらいが練り土と 防水カラーモルタルの位置になっていますが 押え付けて高さ調整をすると、かなりはみ出ますので 最初の位置決めはこの程度が無難かと思い…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更10)

前ページからの続きです。 板金工事のパラペット内部の谷板金を施工を終えました。 板金工事の外部の仕上を参考の為にアップします。 外壁面は白色系統のカラー板金で包み込みです。 ※このページでは画像の縦長比が極端なので スマホや携帯なと端末によって…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更09)

前ページからの続きです。 作業は後半に入り、板金工事の谷トイを敷き込みます。 当然防水目的でルーフィングシートの下張は必須です。 どちらかと言えばルーフィング下地が本命で板金や屋根瓦は 養生又は保護であり一時的な水量を先に捌く役目かと思います…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更08)

前ページからの続きです。 既存瓦の必要数がはっきりすれば不要瓦は邪魔なので 吊り降ろしをします。 程度が悪いヒビ割れ物は廃棄処分となります。 この瓦は昔に流行った静電塗装の和型瓦です。 自然に劣化する事が良く有ります。 例えば・・これは↓縦割れで…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更07)

前ページからの続きです。 いよいよ軒先の改造の主な作業として大工と 板金工事に取り掛かります。 納まり予定は、この断面図のように改良します。 目的は隣地に落下しない為の遮断壁として軒先に パラペット立ち上がり壁を設けます。 その内側に平葺き板金…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更06)

前ページからの続きです。 いよいよ木工事に進みます。 施工の流れを筋書きとして捉え把握する事が必要です。 材料の荷上げの時は上と下の役割では 暗黙の了解に基づいた連係が大切です。 下図の二枚は編集加工で斜め端がカットされています。 代表的なのが…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更05)

前ページからの続きです。 足場と養生の簡易仮設を終え、まずは、この状態から 屋根瓦の解体をします。 軒先から外して徐々に二列目、三列目・・と。 しかし無造作に撤去して直ぐに廃棄処分にする訳ではありません。 作業範囲の瓦は捲りますが、終業時には途…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更04)

前ページからの続きです。 いよいよ、施工に掛かります。 その前に瓦葺きの屋根上作業では色々な現象がありますので、 すでに御存じかと思いますが少し余談として紹介してみます。 瓦葺き屋根の上で立つ時は図のように瓦の重ね代を踏むのが 割れにくいのは御…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更03)

前ページからの続きです。 屋根上の歩み板は仮設出来ましたので、 今度は転落防止用の手摺取付です。 隣地へ物や道具を落下させてはならないし 解体時の粉塵の飛散なども防止しなければなりません。 そして主な目的として高所作業者の転落防止の為です。 説…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更02)

前ページからの続きです。 いよいよ、現場への着手でまず、足場の仮設が必要です。 二階の屋根で隣地の境界ギリギリの条件は外から足場を建てて 軒先に達すれば、なにも言う事がありませんが、 そもそも越境しているので隣地に足場を建てる事もできません。 …

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更01)

軒先が越境している場合の対処事例です。 境界ギリギリの建物は、あらゆる所で存在し、 時には大問題にもなります。 最近の建て方では、御隣様とも双方が 後退距離を、わきまえて建てる事が多いですが、 無理を知らずに境界いっぱいに建てる事があります。 …

古家改造1−14

前ページからの続きです。 外壁の部分で別角度。 外壁のリブ鉄板はUリブとVリブや角リブの断面形状は、 おおまかでは約3種類が多く見られます。 一番安い波形トタンは、ありふれていますので低予算でも 今回は使用しません。 時々、街中の店舗に、わざわ…

古家改造1−13

前ページからの続きです。 外廻りへの続きですが、どの程度の外壁だったのか? 施工前の状況は別な角度では、こんな感じだったのです。 波トタンには海辺なので長年の維持にペンキ塗りと コールタール塗りで持たせていました。 さすがに外周すべてを張替する…

古家改造1−12

前ページからの続きです。 いよいよ、外廻りへと絡みます。 まず・・どの程度の古家か?と、申しますと・・ 施工前の出入り口付近の当初は、こんな感じだったのです。 とても味がある古さで年季が感じられます。 施工後は、こんな↓感じになりました。 そもそ…