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用具・材料・や各種基本の対処策、準備からリアルで変化する実務行動や現場での支援策の提供を御試し、御利用下さい!

屋根・屋上関係

物置建て替え1−7(木造 簡易型)

前ページからの続きです。 いよいよラストです。 屋根の波板で水上は風で、あおられたり雨水の切れが悪いので L型アルミコーナーで被せます。 固定はステンビス、ナットで止めますが当然波板の山部分に 穴あけ取付で平ワッシャーとナットで裏側は挟みます。…

物置建て替え1−6(木造 簡易型)

前ページからの続きです。 アルミ柱を二本立てで上部はシンプルな木製の簡易物干し屋根。 竿掛けも木製で簡易仕様。 波板を張る前に屋根下地の通りが木の癖や仕口の角度が影響し 少し湾曲したのでベルトで曲がりを矯正。 屋根枠の歪曲がりはベルトの掛け方で…

物置建て替え1−5(木造 簡易型)

前ページからの続きです。 物置建替えの後に続くは物干し場の増設。 少し難解なのは敷地内に電柱の控え線が有り干渉します。 まずは地盤に独立柱を立てる前の穴掘り。 掘立式なので穴掘りスコップで 縦長に掘り進めます。 時折、土木作業は必然的に関わる事…

物置建て替え1−4(木造 簡易型)

前ページからの続きです。 床は簡単な転ばし根太組下地でクレオソートの防腐剤塗りで処理。 床板は12㎜合板の予定。 外壁は屋根材と同じポリカーボネート波板でステンカサ釘仕上。 隣にあった古いスチール物置を解体撤去した後の外観途中。 屋根の軒先は側面…

物置建て替え1−3(木造 簡易型)

前ページからの続きです。 屋根下地に合板を直張りして防水用にルーフィング下地を敷き込み。 ゴムアス系ではなく従来から使用されている素材です。 欠点は紫外線に当たれば劣化して硬化するので半永久ではないですが 簡易仕様の本体が限界になるまでは持つ…

収納簡易増設1−6(箱物創り例)

前ページからの続きです。 箱組下地もほとんど終え表面仕上げ直前で 下地が見えているのが、こんな状態。 角度を変えて仕上げ張り前の姿。 上の画像は収納棚の仕切りも先行して取り付け済み。 下図は扉の下地枠も同じ簡易な組方で製作しました。 屋根仕上は…

収納簡易増設1−5(箱物創り例)

前ページからの続きです。 屋根付近の下地組は、こんな感じで とてもシンプルですが屋根勾配の接触面は 斜め落としの加工が得策でビス留めの歪を防げます。 外灯照明器具の高さは御覧のようにギリギリの位置ですが 納まります。 屋根、取り付き付近は塗り壁…

増築3−2(簡易仕様の一階 継ぎ足し例)

前ページからの続きです。 いよいよ建て方です。 既存の外壁に取り付きになり固定しやすいので 安全な手順で組起し、建て起こしが可能です。 ほとんどの既存建物は下部と上部の取り付き部分は 垂直とは限らず様々な転びの可能性が有ります。 その誤差が少な…

屋根塗装2−2(カラーベスト・コロニアルの事例)

前ページからの続きです。 下地処理からの続きで、いよいよ仕上塗り。 御客様が量販店で買ってこられた塗料材。 手順としてはネタを事前に撹拌する事は絶対に必要です。 中身は沈澱しており塊りなどでムラになっています。 粘度や色むらの違いが大きいので攪…

屋根塗装2−1(カラーベスト・コロニアルの事例)

カラーベスト屋根の塗装事例ですが少し珍しい条件で 着手する事になりました。 屋根勾配も緩く滑落の危険性は少ないように思いますが 二階の屋根で高所作業です。 御客様、自身が日曜大工で施工するつもりで 材料も買ったらしいのです。 二連梯子も持ってお…

防水工事4−4(陸屋根のシート防水)

前ページからの続きです。 いよいよメンテナンスに取り掛かります。 控え線の固定は排水金物から引っ張っていたのは 大地震で重い太陽ヒーターが激しく動くと排水金物も引っ張られて 大きく動きシート防水が千切れる危険が有るので取りやめて 笠巻き板金の上…

防水工事4−3(陸屋根のシート防水)

前ページからの続きです。 現状調査はさらに続きます。 排水口の金物に控え線を固定している部分の 外壁側はどうなのか?調べてみると、こんな感じ。 むき出しの集水器↓には鳥の巣など異物が入りやすく 詰れば大量の雨水がオーバーフローのリスク有り。 でき…

防水工事4−2(陸屋根のシート防水)

前ページからの続きです。 太陽ヒーターの重量物による負荷をジャッキアップして ダメージがどの程度か?を確認します。 やはり、かなりの陥没でシート防水が影響を受けています。 この陥没部分だけにコーキングなどをしても 後の対策をしなければ意味があり…

防水工事4−1(陸屋根のシート防水)

陸屋根の防水層のメンテンス事例です。 現在は屋根からの雨洩りは無いですが 耐用年数が気になるとの事で対処。 まずは現況調査から全体を見ると普通の納まり。 シート防水は破れも無く表面の掃除など 簡単なメンテナンスで良さそうな気配ですが・・ しかし…

波板張替2(熱に弱い樹脂波板02)

前ページからの続きです。 軒樋が付いていましたが中間付近で少し壊れていたので コーキングで簡易補修。 屋根の大きさを少し拡張するのは 波板下地用の桟木で簡単に延長。 屋根の古い下地はそのまま温存し断熱材も残しそのままで 変形して傷んだ見栄えの悪…

波板張替2(熱に弱い樹脂波板01)

御客様が自作されたらしい簡単な物置の 波板屋根を張替と拡張の事例です。 張替前は、こんな感じで、かなり傷んでいます。 似たような例をすでにアップしましたが 波板が限界になっている状態は、そっくりです。 古くても波板の素材は前回例の一番、安い単な…

屋根塗装2(大手プレハブの古い物件02)

前ページからの続きです。 屋根補修の続きで再び前ページ納まり不良の予測図を 再び掲げます。 どうして水捌けが悪くなるのか?・・は 元々納まりには無理が有る所が各所に存在するのを 断面図でイメージできれば色々な判断がしやすいからです。 三次元で立…

屋根塗装2(大手プレハブの古い物件01)

有名な某プレハブ住宅の古い軒裏です。 軒の出は深く十分に有り申し分無いですが 軒裏天井が無残な事になっています。 そもそも昔の納まりは素材が合板だったので湿気が有ると このようにバラバラに剥がれます。 最近のプレハブは不燃材なので、 このように…

屋根塗装1(耐久限界を超えた物件02)

前ページからの続きです。 さび止め処理まで進めばかなり安心します。 この下塗りの状態だけでも防水性は改善されていますので 雨洩りは回避できます。 あとは耐久性を高める為に上塗りします。 金属製下地への塗装は材料や施工方法も多種多様があります。 …

屋根塗装1(耐久限界を超えた物件01)

古い木造共同住宅の雨洩り対策に関連した 施工例で別件としての参考例です。 躯体の耐用年数によって処置内容には限界が有ります。 補修をしても別な部分に問題が多く残れば 建物全体と使用目的によっては費用対効果が得られず ムダになる事があります。 補…

屋根補修1(剥がれやすいメンド部分02)

前ページからの続きです。 棟包みで弱点部分の雀口や面戸部分は 暫定対処として応急処置をします。 当時は変性シリコンコーキングを塗りました。 塗装ができる変性シリコンは油性ポリコークよりも、 ましなアクリルコーキングの上を行く素材として シリコン…

屋根補修1(剥がれやすいメンド部分01)

釉薬のスパニッシュ瓦葺きでの保守点検です。 二階屋根には二連ハシゴで、とどきますが、 倒壊、転落防止でハシゴ上部の固定が重要です。 アルミハシゴの使用時で風のキツイ時は固定を怠ると 倒壊しやすく、とても危険です。 上部付近に効果の有る位置と方法…

波板張替1(判断を誤った事例04)

前ページからの続きでラストです。 古い防水紙は日に焼けて劣化しています。 防水紙は剥がすほどでは、ないので 余計な手間かけコストを防ぎ、そのままです。 結果的に波トタンに戻しました。 最初から塩ビ製波板ではなく波トタンにすれば 良かった・・と、…

波板張替1(判断を誤った事例03)

前ページからの続き。 後日談として貴重な失敗例を恥じ晒し披露、致します。 良かれと思った塩ビ波板への張替から、 かれこれ4~5年後です。 普通は10年前後は持ちこたえる塩ビ波板の素材です。 物が当たれば割れたりしますが長い所では15年ほど 持ち応え…

波板張替1(判断を誤った事例02)

前ページからの続きです。 古い波トタン板がボロボロに錆びたのを剥がして、 いよいよ張り直しです。 当然、今度は錆びない樹脂系の波板を 選択しました。当然のように。 勾配が緩いので樹脂系波板は波トタン板よりは 硬性が劣りダレ下がりが気になりますが …

波板張替1(判断を誤った事例01)

古い片屋根の波トタンが腐食したので張替で、 施工前はこんな状況です。 この現場では貴重な失敗例ですので 宜しかったら参考にして下さい。 後日談に続くのですが、この最初の段階では 判断の誤りの予測もできませんでした。 波トタン全体が赤サビで限界を…

雨洩り修理4(平型スレート瓦の三本線タイプ)差し替え

古い建物でセメント瓦葺きの一階屋根部分で 雨洩りするとの事で緊急対処。 急遽、雨降りの中で現地確認しますと・・ 横谷の葺き始め部分で、こんな風にズレていました。 瓦のタイプは(平型スレート瓦の三本線タイプ)で 二本線タイプよりは新しく働き寸法も…

雨洩り修理3-5瓦の葺き戻し

前ページからの続きです。 いよいよ最終段階での瓦の葺き戻し施工です。 もっと念入りにするならば・・ 野地板付近のルーフィングシートを 広く張り直しすれば良いですが、 目的範囲内とは逸脱し別な話となるので説明し 承諾の上で今回は除外しました。 元々…

雨洩り修理3-4下地の対処事例

前ページからの続き。 状況調査だけではなく解体撤去の調査と暫定処置を 兼ねた対処です。 普通は見積りと商談の結果 受注、契約になれば着手、解体する事になります。 調査の段階で、ここまで手を付ける事は見積り前の範囲としては、 やり過ぎですが状況調…

雨洩り修理3-3さらなる原因

前ページからの続きです。 雨仕舞いの中間から上部付近の原因を確認しました。 今度は下部付近です。 雨水の流れが集中してしまう末端の谷板金付近は 納まりが普通であっても暴風雨などでは吹き込んだり オーバーフローで漏れやすくなります。 剥がしてみる…