改造・改装
前ページからの続きです。 この現場は床の張替とは別に内壁と天井のクロス張替も施工予定。 取りあえず床張りが優先となります。 施工時の汚れついでに古いクロスを剥がす作業は 同時に進めており、すでに剥し終えています。 施工のコツはその場所を一旦、触…
玄関ホールの床、張替の事例です。 床板だけがフワフワする良く有るパターンですが 広範囲なので一部だけ補修では解決しません。 タワミの度合いが激しい状況なら残して張り被せでは無理なので 剥がして張替えです。 古く痛んだ床板は湿気を含んだり腐食が多…
前ページからの続きです。 台所の内壁クロスのみ張替の続きで最後となります。 これも同じ室内の一部で冷蔵庫や室内給湯器や配電盤がある部分です。 やはり古いクロスを剥がしパテ処理をした後はこんな感じ。 壁面の取り付け物は、出来る限り外すのですが、 …
前ページからの続きです。 台所の内壁クロスのみ張替が続きます。 流し台の付近はタイル張りや不燃材とか防水材の仕上が多く クロス仕上げの領域は少し離れて施工されている場合が多いです。 古クロスの剥がし後はこんな感じ。↓ 流し台の近くは重量物の家具…
前ページからの続きです。 台所の内壁クロスのみ張替は室内の物を置いたまま施工するので、 かなり遣り難いですが、なんとかなります。 そして壁面にエアコンが有る場合は対処が3通りあります。 古いクロスを剥がした後は↓こんな感じ。 取付状態のまま張り込…
台所の内壁クロス張替です。 家財道具を置いたまま施工する無理気味の事例です。 台所に限らず室内の施工条件で毎日のライフワークを維持するか? 工事期間は中断するか?で室内の生活用具の取り扱いが決まります。 移動撤去してから下地までやり替えるか?…
前ページからの続きです。 最終的な段階で床タイルへの着手となります。 目地幅を入れて100㎜角×3×3の9枚張りシートタイプを 並べて仕上ます。 さすがに内壁面の半磁器タイルとは厚みや硬度が まったく違う床用、磁器タイルなので 切断要領が重要なカギとな…
前ページからの続きです。 浴槽の袖にタイルを張る段階となりました。 ここは歪み伸縮などの負荷を受けてタイル本体や目地が 破損しやすい部分です。 周囲はシーリングで弾力性のある目地仕上が無難です。 袖の天場となる部分は安定したモルタル下地にバッサ…
前ページからの続きです。 いよいよ施工の着手で、まず浴槽の取替えを優先にします。 床のタイルは、やり替え予定なので浴槽を外す前に 床タイルをハツリます。 壁面のタイルを壊す場合は床を温存してから天井や壁面の 解体などを先にします。 床タイルが有…
浴室の全面改装です。 最近ではパネル工法が主流になってきましたが今回は タイルばかりの事例です。 既存壁面タイルを剥がさずに直接、重ね張りする場合はどうなるか? 壁面の半磁器タイルや床タイルと浴槽の取り合せがかなり痛み 見かけが悪くなる良く有る…
前ページからの続きです。 最後にベランダのアルミルーフを取り付けます。 当時はポリカーボネート波板屋根材が半分以上の割合で 使用されていました。 樹脂の平板タイプはアクリルが価格的に安く ポリカの平板は高価で まだまだ売れ筋として 普及はされてい…
前ページからの続きです。 内装は、あまり変化はありません。 天井は下地をそのまま利用し増築部分を継ぎ足して 仕上材を全面張替しました。 突き付けタイプの吸音テックスで [ダイケンあじさい]の普及品だったと思います。 仮止め釘で接着し、後で抜けば…
前ページからの続きです。 次は内装よりも、やはり外部の雨仕舞い下地工事を 優先で進めます。 ベランダの跳ね出し床とパラペットはすべて木下地。 ベランダ床はカラー板金の平葺きで多少の勾配を付けます。 その上にアルミ根太材を転ばし取付で 既存の塩ビ…
前ページからの続きです。 増築は各、現場に応じた条件別の手順が重要かと思います。 増改築工事の基本は常に雨仕舞いと戸締りを常に優先します。 一日の内で、いつ雨が降っても既存室内などに雨洩りさせては、 すべての価値観を損なう大きな悪影響を与えま…
前ページからの続きです。 ベランダ付近の妄想が続きます。 ベランダは一階の部分が半間、出ている関係で床下地が 半分以上乗りますので軒先は跳ね出し納まりが容易です。 よって跳ね出しサイズを敷地と空間の形状に合わせて 斜めに変形させる事にしました。…
前ページからの続きです。 妄想での設計プランの確認は、まだまだ続きます。 外壁は約91㎝ほど出っ張ります。 予算の関係で既存アルミサッシは、そのまま生かし取りして 再利用です。 外壁は12㎜合板を捨て張り下地にケイカル系の不燃材を ステン釘打ち張り…
二階の簡易な増築事例です。 ほとんどの案件に言える事だと思いますが、内容のグレードや 予算、工期などもランク分けがあります。 主な分け方とすれば グレードの(上・中・下)で三種や 予算の(高・中・安)の三種 そして工期の(早・普通・お任せ)の三…
前ページからの続きです。 引き続き瓦の葺き戻しです。 画像ではネタ材を粗盛りの途中なので瓦の中間ぐらいが練り土と 防水カラーモルタルの位置になっていますが 押え付けて高さ調整をすると、かなりはみ出ますので 最初の位置決めはこの程度が無難かと思い…
前ページからの続きです。 外壁の部分で別角度。 外壁のリブ鉄板はUリブとVリブや角リブの断面形状は、 おおまかでは約3種類が多く見られます。 一番安い波形トタンは、ありふれていますので低予算でも 今回は使用しません。 時々、街中の店舗に、わざわ…
前ページからの続きです。 外廻りへの続きですが、どの程度の外壁だったのか? 施工前の状況は別な角度では、こんな感じだったのです。 波トタンには海辺なので長年の維持にペンキ塗りと コールタール塗りで持たせていました。 さすがに外周すべてを張替する…
前ページからの続きです。 いよいよ、外廻りへと絡みます。 まず・・どの程度の古家か?と、申しますと・・ 施工前の出入り口付近の当初は、こんな感じだったのです。 とても味がある古さで年季が感じられます。 施工後は、こんな↓感じになりました。 そもそ…
前ページからの続きです。 階段の組み込みと取付後の姿です。 低予算での木材仕上で施工内容も簡易仕様です。 節が適度に見られ、手摺の親柱や簡易手摺も節付き木材です。 横から見て裏側もオープンなので隅ずみまで収納スペースや 空間としてフルに活用出来…
前ページからの続きです。 造作も後半に入り簡易仕上の階段を取り付けます。 材種は足場板に使用する安価な杉の素材を使用。 癖の悪い大節でなくアテでなく含水率の低い安定した物なら 使用可能です。 当時でも今でもそうだと思いますが足場板に使用する場合…
前ページからの続きです。 下地も、ほぼ終えて最終仕上げの段階へと入り ガクブチ作りの事例です。 化粧ガクブチの素材に積層材はあまり好みで無いのですが、 この当時はペルポックの積層板が普及していましたので ローコスト予算の場合は多用しました。 加…
前ページからの続きです。 次の段階では中二階の壁面はプリント合板仕上と 傾斜天井の仕上例です。 おもいきり下地を屋根裏へ上げたので 結構、天井高さが取れ居住空間は出来ました。 次は小屋梁の包み込み下地と仕上です。 囲み寸法は1㎝でも小さくなるよう…
前ページからの続きです。 天井の下地も進み、この辺りからジプトンボード仕上になります。 要領は割り合せと通り出しの判断次第で仕上がり度合い決まります。 しかし、もっと先から下地の段階で最終的な仕上がりを イメージしながら下地を作っているので、 …
前ページからの続きです。 開口部で出入り口のアルミドア取付付近です。 土間は後からコンクリート仕上の予定です。 転び、歪み、浮き沈み・・など、 有る程度の範囲で変形している建物を修正しつつ、 見やすい、使いやすい仕上に補正して行くのは、 とても…
前ページからの続きです。 天井は厚9㎜準不燃ジプトンボード仕上なので 下地板は小舞板を打ち上げます。 最近は巾が75㎜を使用しますが、この当時の昔は 60㎜×厚12㎜安くて多用していました。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 やはり天井板の…
前ページからの続きです。 次は内壁下地に進みます。 同時に筋交いがまったく無い建物なので 長ボルトと腰高羽子板金物でブレス風に補強しました。 圧縮ではなく引っ張り応力での使用なので対比的に仕込み 相反する二ヶ所一組で成り立ちます。 こんな場合は…
前ページからの続きです。 いよいよ床梁の取付です。 梁受け用の側板を先付けしてから床梁を大入仕口に差し込み 引きボルトを既存の柱、外面まで通して引付けます。 既存の柱は三寸(約9㎝以内)程度で細く、 長さが約4mほどです。 ヒョロ長い建ちで吹き抜…